当院では、外来診療、入院診療とも治療環境を安全・快適に整えるだけではなく、精神科作業療法や精神科デイケアなどリハビリ機能を整備し、充実させています。さまざまな職種が⼀体となりチーム医療を⾏うことで、患者さまの社会復帰や⽣活⽀援、そして地域での安寧な暮らしを⽀えるために努⼒し続けています。

児童精神科外来（ときわこども発達センター）、発達⽀援センターや放課後等デイサービスなど、幼児期からの医療と福祉を両輪とした多職種連携での事業運営をしています。

地域で⽣活しながら必要な治療を継続し、ライフステージに応じた切れ⽬のない医療・福祉⽀援を⼀貫して提供することで、地域の患者さまに安⼼して希望のある⽣活を送ってもらえるよう、職員⼀同誠⼼誠意努めて参る所存です。

現在の精神科医療は、⼊院中⼼の医療から、地域で⽣活しながら必要な治療を継続する⽅向に転換しています。また、⼊院治療も従来の統合失調症中⼼から、うつ病、重度の認知症性疾患をはじめ、依存症や発達障がいなど多様化を⽰しています。

当院では、精神科医療の質を⾼め､効率的な医療を提供するために、患者さまそれぞれの病状に合わせた治療環境を整備し、道央圏南ブロックの精神科救急中核病院としての役割を果たしております。

芸術の森に隣接した緑豊かな環境で、患者さまとスタッフのあたたかい治療関係を築き、患者さまのぺースに合った社会復帰を⽀えていきます。